■ 資金調達にクラウドファンディングを用いるメリット
他の資金調達の手段ではなく、あえてクラウドファンディングを用いる事によって生まれるメリットはどういう所にあるのでしょうか。大きく分けると3つ考えられます。
①クラウドファンディングで資金調達をする事そのものが話題になりやすい
クラウドファンディングは近年急速に発展してきた資金調達方法です。
新しいアイデアを実行するためには資金が必要になります。
個人的に資金を集める方法とは違い、クラウドファンディングではネットを通じて色々な人々の目に触れられます。
実際にクラウドファンディングで資金調達に成功したプロジェクトのほとんどが複数のメディアで取り上げられたり、ソーシャル上で多くのユーザーに拡散されるという傾向があります。
いきなりプロジェクトに必要な資金を調達するだけではなく、資金調達の過程が多くの人々の目に届く事によって実行段階前から話題を呼ぶ事が可能になるのです。
②世間のニーズを知る事が出来るのでマーケティングとしても使える
新しい製品を作る場合に、クラウドファンディングを使うとその製品の予約販売をする事が可能です。
製品を大量生産する前に実際に製品を購入したユーザーの声を聴いて製品を改良する事が可能になります。そしてユーザー自身がSNSなどを用いて周囲にPRしてくれるので計り知れない宣伝効果が得られます。
またクラウドファンディングを用いた資金調達に失敗してしまった場合でも、今の段階ではこの製品はあまり世間に求められていなかったという事が分かり、製品をもう一度練り直し改めてチャレンジするきっかけにも繋がります。最終的には初期よりもより多くの資金を集める事に繋がると考えられます。
③プロジェクトの初期段階からファンを獲得出来る
クラウドファンディングには、不特定多数の人から資金をインターネットを通じて集めて、夢や想いを実現するという目的があります。
たとえると、AKB48のイメージが分かりやすいと思います。AKB48で言うところのアイドルとファンの関係が、クラウドファンディングではプロジェクトを実行する側と支援するサポーターになるのですが、まだ世間で認知されていない段階から応援していたということはサポーターにとってはここでしか得られない喜びになると思います。
プロジェクト実行者にとっても初期段階からのファンは精神的にも金銭的にも多くの支援を提供してくれるので、長期的にはとても貴重な存在であると言えます。
以上がクラウドファンディングを用いる3つのメリットになります。
まだまだクラウドファンディングはたくさんの可能性を秘めているサービスなのでこれからもどんどん新しい情報を更新していきたいと思います。最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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