ボールペンで描くように電気回路がつくれる「Circuit Scribe」

「Circuit Scribe」は、にじまない特殊な銀色の導電性インクの入ったボールペン型ツールです。「Circuit Scribe」で電気回路を作る場合、従来の電気回路に必要とされた回路版やワイヤーなどの専用部品を必要としません。
普通の紙に「Circuit Scribe」でサラサラっと回路を描き、電源となるコイン型バッテリーとLEDを回路上におき、紙に描いたインクのスイッチをオンすることで明かりがつくという仕組みになっています。
Circuit Scribeの利用用途には、簡単な電気回路から複雑なものまで、またロボット回路などをも考えられています。
また、クリップで繋ぐだけで様々なものをパソコンのキーボードキーにすることができるMakey Makeyや誰でも使えるマイコンボードのArduinoといったオープンソースハードウェアとの拡張性も期待されています。
この製品のターゲットとしては、アメリカでも課題となっているSTEM(Science, Technology, Engineering and Math)、つまり科学技術教育や理数教育分野の学習者や、子供からアーティスト、ライフハッカーなどの幅広い年齢層や分野を想定しています。目標額は8万5千ドル(850万円)とされていましたが、すでに55万8千ドル(5580万円)以上集まっており、支援者も1万人を超えています。このプロジェクトの終了日は12月31日となっています。出資者には金額によって、様々なCircuit Scribeキットが送られるので、実際に手に取ってこの技術に触れてみるのも面白いでしょう。
幼い頃に化学の実験などで電池のプラスマイナスに豆電球のついたワイヤーを手で挟んで、豆電球の明かりがついた時の感動を覚えている人も多いのではないでしょうか。その後仕事で技術分野に進んだ人以外で、なかなか電気回路なるものに関わることはないでしょう。回路図なんてもう関係ないと思っている人も多いでしょう。Circuit Scribeの注目ポイントとしては、導電性インクによって、インクで描くだけで電流が流れる、つまりインクがワイヤーになるという機能性はもちろんのこと、絵を描くように実際の回路図も描けることで、幼い子供にもわかりやすく技術に触れる機会を与えることができるということではないでしょうか。わかりにくい技術分野がシンプルなデザイン分野になって、これまでにはないより一層面白い発想が生まれるかもしれません。

Makuake

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